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お知らせ

社長の独り言Vol.10

先日愛犬を連れてキャンプに行ってきました。愛犬は、白内障で目が白くなり、歯も抜けてきて、耳もほとんど聞こえていないかもしれない状態の17歳3か月の老犬です。最近出かける時は、最後になるかもしれない思い出作りのつもりで出かけています。奥琵琶湖でのんびり秋を感じながらリフレッシュ・・・のつもりが、夜も気温が30度近くで無風の猛暑(-_-;)。夜になって暑さのせいで老犬の息遣いが荒くなってきました。慌ててクーラーで冷やした車に乗せ、周りのテントに迷惑がかからない所にエスケープ。ところが、キャンプ場を管理している若者が見廻りに来てエンジンを切って自分のサイトに移動するようにと注意を受けました。暑さで犬の調子が悪いことを説明すると、丁寧に近くの動物病院などを案内してくれましたが、ルール上エンジンは切らないといけないとのこと。仕方なくキャンプ場から出て、琵琶湖沿いの道路わきにある小さな駐車場に移動して、車中で愛犬と一夜を過ごしました。朝になって何とか愛犬は元の元気な状態になり一安心。キャンプ場の自分のサイトに戻り朝から早めの撤収準備を始めていると、昨夜注意に来たキャンプ場を管理している若者が声をかけに来ました。「犬が心配で大丈夫でしたか?」と。キャンプ場は広く、かなりの家族連れなどが来ている中で、お客さんが連れてきたペットの調子を心配して、わざわざ翌朝一番から声をかけに来てくれたのです。これはできそうでなかなかできない気遣いというか。私は大変感動し、この若者に感心しました。私たち介護もサービス業です。お客様、利用者様に感動を与えることが大事だと常々思っています。感動は相手の思いや想像を超えないと与えることはできません。どこかで最低限やっていればいいみたいなサービスになってしまいがちな介護の世界も、こういう感動をあたえられるようにならないといけないと改めて思った出来事でした。

  

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