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お知らせ

社長の独り言Vol.12

職員ファーストについて

最近一部メディアで、職員ファーストというワードを目にします。これは、介護現場において、いわゆるカスタマーハラスメントが大きな原因となり、人材不足を招いていることからこういうワードが飛び交っているようです。確かに介護保険スタート時は、高齢者本人やご家族から感謝の言葉をいただいたりすることが多く、それがやりがいですと言って働いていた方も多かったように思います。ところが最近は、一方的な価値観や自分だけのあたり前をこちらに押しつけクレームを言うといった高齢者やご家族も増えています。そこで私が会社社長として、代表として思う事は・・・

会社として理不尽なクレームには、はっきりNo!という毅然な態度で対応すること。一職員に対応させるのではなく会社としてNo!であるということをはっきりさせること。職員を守るということもありますが、正しいことを行動規範に置くということです。ただし・・・

私たちの仕事は、高齢者相手の仕事です。認知症で正しい判断ができない方もたくさんいます。育ってきた時代も違い価値観が違って当たり前です。思考力や身体能力が低下していくことを否が応でも思い知らされ、理性や我慢や忍耐力が低下してくる方々です。そんな人たちに正論を振りかざし、すぐにカスハラだと言って、排除しようとする風潮に100%賛同できない私がいます。介護職である以上、その高齢者や家族のために他に何ができるか?要求に応えられる方法はないか?そういった努力をし、利用者ファーストあっての職員ファーストでないといけないと思っています。世間の風潮に流されず、介護職員として正しいこと、やるべきことを真摯に努力すること。そしてそういう職員を守っていける会社でありたいと思います。

 

 

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