社長の独り言Vol.24
デイサービス
今日はケアマネ業務の合間を縫って、弊社のデイサービスに来ています。いつも思う事ですが、デイサービスでの仕事は多岐にわたり、一服する間もないくらいバタバタ忙しそうです。送迎からウエルカムドリンク、バイタルチェックをしたら機能訓練と入浴に別れて実施。その間もトイレ介助や水分摂取に昼食準備。昼食前の全体体操と口腔体操。午前中だけでもスタッフは動き続けています。ゲスト(利用者)様と談笑しながら和気あいあいと働くスタッフには頭が上がりませんね。(とても感謝してますよー)何とか会社として応えていかねばという思いにかられます。また、デイサービスでゲスト様に目を向けると驚くことを発見することがあります。特に自分が担当している人を見て「この人にこんな一面があったんや」とか「意外にこんな能力や特技があったんや」など。月に1度自宅を訪問して対話しモニタリングしているだけでは気づかないことが多くあります。ケアマネは長い期間その人を担当していると何でも分かったような気になってしまいがちですが、実は氷山の一角しか見えていないことに気づかされます。可能ならデイサービスや施設で生活を共にし、本来のその人の生活を知ることで始めて寄り添ったケアマネジメントができるのではないかと思います。高齢者の方は、対話の中でこちらに迷惑をかけてはいけないと、思っていることを飲み込んでおられることもあります。デイサービスにおいては、スタッフが忙しそうにしているからと気を使って、今してほしいことを我慢されていることもあります。人の思いや気持ちを敏感に感じ、気遣いやおもてなしの心が必要なこの仕事は、どれだけ社会がAI時代に入り働く場をAIに奪われても、潰える仕事ではないと信じています。こんなことを感じたデイサービスでの時間でした。
